政府施設の太陽光発電10倍に 30年度目標を公表
政府は27日、保有する建物や土地に設置する太陽光発電を2030年度までに現状のおよそ10倍の12万7000キロワットに引き上げる目標を明らかにした。30年度に設置可能な場所の5割以上に太陽光を導入する。
同日開いた政府の連絡会議で建物や土地を有する各府省庁が導入目標を提示した。現状は1万3000キロワットで、政府は全体の導入可能性について施設の更新計画を作成している防衛省を除き25万4000キロワットとはじく。
政府は地方自治体分をあわせて公共部門で600万キロワットの導入を見込む。各府省庁は23年度中に具体的な設置場所などを明記した整備計画を作成する。