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日本の半導体株が最高値、世界の同業上回るスピード回復

日本の半導体関連株は世界の同業より早く金利懸念から立ち直り、史上最高値を更新した。

  米国の物価指標が米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終了期待に拍車をかけたことで、ファクトセット日本半導体指数は15日に4.5%上昇し過去最高を更新した。指数を構成する32銘柄のうち、東京エレクトロンレーザーテックなど11銘柄が新高値で取引を終えた。

  BofA証券が実施した最新の調査によると、アジアのファンドマネジャーの選好度ランキングでは日本がトップで、半導体をオーバーウエートとするポジションは銀行に次いで2番目に大きい。「年初来で地域全体の株式市場と比べた半導体のアウトパフォームはわずかだが、このセクターへの投資家の関心はなお圧倒的に高い」と、同社のストラテジストらは14日付のリポートで指摘した。

Japan Chip Stocks Climb to New Record High
 
 
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