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都内の妊婦検診・出産入院で実際に支払ったお金をまとめてみた

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医療費控除の為に医療費の領収書をまとめたので、実際に何にいくらかかったのかをまとめる。

ちなみに、私の場合は今年は育休で所得税が減るので、医療費控除額も減ってしまう。また、初期の妊婦検診は去年だったので、その分は今年の医療費控除に含めることができない。それらを勘案すると、年末辺りに産まれてそこから育休を取ると、検診費用も全額が一年間に入り、育休が翌年なので医療費控除をフルに使えることになる。とは言えよほどの高給でなければ数万円の差なので、産む時期は保活の都合を優先したほうが良い。

www.sankei.com
ちょうど出産費用無料が話題になっていて、Twitterを見ていると今でも42万出るから無料でしょって声が多くて驚いた。とはいえ自分も実際に産むまではそれぐらいの認識だった。都内と地方で差があるかもしれないが、私の親(現在60代)はほとんどお金がかからなかったと言っていたので年々産むまでに必要な検査が増えてその分費用も増えているのかもしれない。[要出典]

妊婦検診にかかる費用のまとめは下記の通り。内訳から補助を引いた額が実際の支払額になっている。病院の分類として、最初に通う近所の産婦人科をクリニック、出産した病院を産院と表記する。(ベッドが20以上を病院、20未満やベッドなしをクリニックと呼ぶので一応正しい表現。)
ちなみにクリニックが渋谷区恵比寿、産院が杉並区で、クリニックまでは徒歩15分、産院までは電車or車で50分ほど。

日付 病院 支払額 内訳(青字は補助)
11/27 クリニック 12,450円 初診 4,950円
初期エコー 7,500円
12/6 クリニック 9,150円 再診 1,650円
初期エコー 7,500円
12/17 クリニック 17,750円 再診 1,650円
妊婦検診 5,500円
子宮癌検査 3,850円
超音波検査 5,000円
血液検査 16,000円
妊婦検診 -5,070円
子宮癌検診 -9,180円
12/27 クリニック 4,950円 再診 1,650円
紹介状 3,300円
12/30 産院 29,188円 初診 5,000円
栄養指導 2,600円
超音波検査 4,000円
検査料 21,628円
その他 1,030円
妊婦検診 -5,070円
1/22 クリニック 19,380円 再診 1,650円
妊婦検診 5,500円
超音波検査 5,000円
高血圧検査 17,600円
妊婦検診 -5,070円
超音波検査 -5,300円
2/19 クリニック 7,080円 再診 1,650円
妊婦検診 5,500円
超音波検査 5,000円
妊婦検診 -5,070円
3/5 産院 4,380円 再診 380円
超音波検査 4,000円
3/17 クリニック 15,080円 再診 1,650円
妊婦検診 5,500円
超音波検査 5,000円
中期培養検査 8,000円
妊婦検診 -5,070円
4/2 クリニック 7,630円 再診 1,650円
妊婦検診 5,500円
超音波検査 5,000円
妊婦検診 -5,070円
4/14 クリニック 13,630円 再診 2,200円
妊婦検診 5,500円
超音波検査 5,000円
糖尿病検査 6,000円
妊婦検診 -5,070円
4/30 クリニック 7,630円 再診 2,200円
妊婦検診 5,500円
超音波検査 5,000円
妊婦検診 -5,070円
5/11 クリニック 1,410円 保険適用のため詳細不明
5/14 クリニック 380円 保険適用のため詳細不明
5/19 クリニック 10,930円 再診 2,200円
妊婦検診 5,500円
超音波検査 5,000円
紹介状 3,300円
妊婦検診 -5,070円
6/4 産院 14,655円 再診 3,800円
超音波検査4,000円
検査 8,925
その他 3,000円
妊婦検診 -5,070円
6/18 産院 7,795円 再診 3,800円
ノンストレステスト 2,000円
検査 7,065円
妊婦検診 -5,070円
7/3 産院 14,960円 再診 3,800円
超音波検査4,000円
ノンストレステスト 2,000円
検査 10,230円
妊婦検診 -5,070円
7/9 産院 1,450円 再診 3,800円
ノンストレステスト 2,000円
検査 720円
妊婦検診 -5,070円
合計 199,478円

保険適用はごく一部でほぼ自費。糖尿病検査だけ一度引っ掛かり再検査した分だけ通常よりお金がかかっているが、出生前診断等のオプション検査は一切していない。クリニックは恵比寿でエコーも4Dなので少し高めだと思うが、計画分娩で早めに産んでいるのでその分妊婦検診の回数が減り安くなっている。自然分娩で産まれるのが遅いと毎週通院+妊婦検診の補助券が切れるので支払いが増える。産院は都内だと普通ぐらいの病院。御三家と呼ばれる高いところだと出産100万円以上なのでそれにくらべれば安い。
dual.nikkei.com

出産にかかった費用はこちら。

項目 費用
入院・分娩 594,940円
個室代 176,000円
タオル・パジャマレンタル 3,668円
ミルク代 9,200円
帝王切開の傷跡ケアテープ 5,940円
出産一時金 -420,000円
新生児聴覚検査 -3,000円
合計 366,748円

見てのとおり出産一時金では全然足りていないが、帝王切開のため分娩費用は5~10万ほど安くなっている模様。また、渋谷区は子供の治療費が無料なのでその分安くなっていそう。逆に増えている分として、個室代だけは贅沢した。妻は身体が弱っている時に他の人に気を使いたくないと言っていて、帝王切開で産後も大変だったので結果としては個室にして正解だった。ちなみにコロナ渦での入院での注意点やおすすめの持ち物については別の記事を書いたのでこれから出産を予定している方はどうぞ。
korilog.hatenablog.com

その他、妊娠・出産に関連する医療費として歯医者と耳鼻科、産院までの交通費などもまとめてみる。

項目 支払額 備考
歯医者 15,750円 虫歯治療・親知らず2本抜歯
耳鼻科 2,170円 花粉症
薬代 7,780円 花粉症 3,300円
便秘薬 4,480円
※全て保険適用
交通費 23,710円 電車2往復 1,760円
タイムズカー5回 16,610円
退院時のキッズタクシー 5,340円
合計 49,410円

妊婦はカルシウム不足で虫歯になりやすいので歯医者に通うのが推奨されていて渋谷区では補助もある。(そう言えばこの世界の片隅にでも、産むたびに歯が抜けたとセリフがあった。)ちなみに虫歯治療のついでに親知らずも2本抜いたが保険適用なので数千円の差。耳鼻科は妊娠中に花粉症のような症状が出たので受診した。これも妊娠中によくある症状とのことで、産後は症状が消えた。交通費は電車で行けばかなり抑えられるが、妊娠中は歩くだけでも大変なのに徒歩と電車で50分は厳しいと判断して車にした。コロナもあったので人の多い電車は避けるためには必要な出費だった。計画分娩なので出産入院時も車で行ったが、自然分娩の場合にタクシーや救急車を呼べないことも先日話題になっていた。
anond.hatelabo.jp

補助や手当もまとめてみる。

項目 金額 備考
妊婦健康診査受診票 5,070円×14回 計画分娩で検診回数が少なかったので1回分使っていない
妊婦超音波検査受診票 5,300円
妊婦子宮頸がん検診受診票 9,180円 金額は領収書から計算しているので正確ではないかも
新生児聴覚検査受診票 3,000円
妊婦歯科健康診査票 金額不明
ハッピーマザー出産助成金 10,000円 10万円から出産育児付加金の9万円を引いた1万円を支給
タクシー利用を目的とした商品券 10,000円 コロナ対策なので2020年だけかも
タクシーで使おうとしたが運転手さんは券を知らなかった
出産一時金 420,000円
出産育児付加金 90,000円 健康保険によって金額は異なる
家族高額療養費 104,934円
家族療養費付加金 63,700 IT健保独自の付加金
合計 787,094円

タクシー商品券までが渋谷区の助成で、出産一時金から下は健康保険から支払われる。家族高額療養費はいわいる高額医療費の払い戻し。家族療養費付加金は私が入っている関東ITソフトウェア健康組合(通称IT健保)独自の付加金で、医療機関単位で月の保険適用の医療費が2万円を超えた分は付加金として帰ってくる。
www.its-kenpo.or.jp
今回は帝王切開だったので、保険適用の金額が多くなり、その分付加金も多くなった模様。妊婦検診でも2万円以上払っている月があるが、そちらは保険適用外なので付加金の対象ではない。

それぞれ貰える時期だが、受診票や歯科審査票は母子手帳と同時に、ハッピーマザーと出産育児付加金は出産翌月頃、高額療養費と療養費付加金は出産から3ヶ月後の月末に振り込まれる。なぜか高額療養費と療養費付加金は健康保険組合から一度会社に振り込まれて、会社から自分の口座への振り込みになる模様。そのため健保から届いた書類に記載されている会社への振り込み日より自分の口座への入金は遅くなる。

この他に貰えるお金としては児童手当15,000円/月がある。結構貰えると思っていたが、我が家はあまり母乳が出ないので粉ミルクをあげており、おむつと粉ミルク代でほぼ児童手当が消えている。

ここまでで支払った費用を合計すると615,636円。後から帰ってくる分もあるが、ひとまずは60万円支払う必要があるので貯金が大切。ここでは出産一時金の42万は直接支払い制度を利用するので支払う60万には含めていない。42万円もの助成があるので油断していたが、それ以外に60万円支払う必要があることに驚いた。ここから後で給付されるハッピーマザー出産助成金・出産育児付加金・家族高額療養費・家族療養費付加金で戻ってきた分を引いた347,002円が実際にかかった金額になる。これだけの補助や手当が出ても思いの外医療費がかかるのは、保険適用されないことも一因。別に無料じゃなくてもいいので、せめて保険適用してくれれば助かる。個人的には二人目以降も子供が欲しいが、産むだけでこれだけお金がかかる現実を前にして正直厳しさを感じている。
korilog.hatenablog.com
こちらの記事にも書いたが、育休取得で100万ほど手取りも減っており、医療費とあわせると135万になる。さらにここからベビーベッドや子供服などの育児グッズや、おむつにミルクと言った消耗品の費用がかかる。そのあたりの費用も今後まとめていくが、相当手痛い出費になっている。他にも現在2LDKなので子供が大きくなるまでに3LDKに引っ越したいのと、保育園に入れるかわからないため出費や収入を増やせない可能性があり不安が絶えない。

何はともあれ無事産まれて一安心していたが、子供の1ヶ月検診や妻の6週目検診が保険適用外でそれぞれ7,000円と6,470円かかった。地獄か。

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