九州発 西部本社編集局

九州電力、「船で電気運搬」実用化検討…再生可能エネルギーを蓄電池にため本州へ

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 九州電力は25日、「電気運搬船」を使った海上送電事業の実用化について検討を始めると発表した。九州の再生可能エネルギーで発電した電力を船上の蓄電池にためて運び、電力需要が多い本州側で活用する手法を確立することで、再生エネの利用拡大を目指す。

島津家別邸・仙巌園前のJR新駅、名称は「仙巌園駅」…九州では珍しい「名勝が駅名」
九州電力
九州電力

 電気運搬船の開発を進めている新興企業パワーエックス(東京)と、共同検討に関する覚書を結んだ。運搬船は全長140メートルで、搭載する蓄電池には、一般家庭2万4000世帯の1日の使用電力量に相当する電力をためられる。電力を使う際は蓄電池を送電網につなぐ想定だ。完成は2025年の予定で、九電とパワーエックスは今後、具体的な検討を進める。

スクラップは会員限定です

使い方
「地域」の最新記事一覧
記事に関する報告
4194973 0 ニュース 2023/05/26 17:39:00 2023/05/26 17:39:00 2023/05/26 17:39:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2023/05/20230526-OYTNI50022-T.jpg?type=thumbnail
読売新聞購読申し込みキャンペーン

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)