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<核心ぎふ>(30) 「包蔵水力」全国トップ、眠れる電力活用を 中小規模の発電設備が鍵

2023年2月5日 05時05分 (2月6日 12時40分更新)
石徹白番場清流発電所で、設備の操作をする平野さん。100メートル以上の水流の落差を利用して発電している=郡上市白鳥町石徹白で(平野さん提供、片岡和志さん撮影)

石徹白番場清流発電所で、設備の操作をする平野さん。100メートル以上の水流の落差を利用して発電している=郡上市白鳥町石徹白で(平野さん提供、片岡和志さん撮影)

  • 石徹白番場清流発電所で、設備の操作をする平野さん。100メートル以上の水流の落差を利用して発電している=郡上市白鳥町石徹白で(平野さん提供、片岡和志さん撮影)
  • 水流の落差を利用して水車を回す小水力発電設備=郡上市白鳥町石徹白で(平野さん提供)
 多くの河川や水路があり「清流の国」と呼ばれる岐阜県は、水力発電などに利用可能な「包蔵水力」で全国トップを誇る。七割が開発済みや工事中だが、活用できていない水資源もある。水力は昼夜を問わず発電ができ、燃料費高騰の影響も受けにくい安定的なエネルギー。眠れる有望な電力を呼び起こす鍵となるのは、中小規模の発電設備だ。...

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