ピンク水素、再エネ由来の「グリーン」を越えるか
原発の電気・熱利用、コスト抑え効率生産
炭素排出量の少ない水素の製造に新風が吹いている。原子力発電の電気や熱を利用する「ピンク水素」だ。米国などで脚光を集め、再生可能エネルギーを使う「グリーン(緑色)水素」より効率的との見方もある。製造本格化に向け、一段のコスト低下がカギとなる。
米企業が製造開始
米国有数の原発・再生可能エネルギー企業、コンステレーション・エナジーは2月、原発の電力を使って水を電気分解する方法で水素の製造を始めた。米...
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