国の水素戦略改定 東京都が重点投資要望

小池百合子知事=5月15日午後、東京都庁(外崎晃彦撮影)
小池百合子知事=5月15日午後、東京都庁(外崎晃彦撮影)

脱炭素社会実現に向け、水素エネルギーの普及を図る東京都は5日、「水素基本戦略」の改定を進める国に対し、都への重点投資や、パイプライン構築に関する法整備を盛り込むことを求める要望書を提出した。

要望書は7項目。「水素基本戦略」の中で、水素エネルギー普及に向けたロードマップを示すことや、水素ステーションの整備・配置計画を示すことなどを求めた。小池百合子知事が西村康稔経済産業相らに宛てて提出した。

都は大田区、川崎市と、パイプライン敷設などによって、臨海部を水素供給の拠点とすることを目指しており、今月1日には3者が連携協定を締結している。

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