洋上風力、脱炭素波高し 最大手オーステッドの誤算
稼ぐ力、化石燃料に見劣り
洋上風力発電の世界首位、デンマークのオーステッドに逆風が吹いている。洋上風力は持続可能なエネルギー源として需要が拡大しているが、株価はピークの2021年1月の半値だ。「巨人の誤算」は脱炭素投資を強める日本勢にとっても対岸の火事ではない。
業績は足元で減速傾向にある。稼ぐ力を示すEBITDA(利払い・税引き・償却前損益)は22年12月期通期に320億クローネ(6000億円強)と3割増えたが、直近の...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り734文字