太陽光パネルに迫る「終活」 三菱ケミ系、99%再生へ
LBSローカルビジネスサテライト
日照条件がよく太陽光発電の先進地である九州。日中の電気は太陽光だけで半分をまかなえるほどだ。しかし、パネルの寿命は20年から30年とされ、2030年代後半から廃棄パネルが急速に増える。ピーク時には年間で東京ドーム3000個分に達する見込みだ。太陽光パネルの大量廃棄時代が迫るなか、福岡県で対策が動き始めた。輸送費を減らすため県が主導して廃棄パネルを集め、日本初の手法で素材の99%をリサイクルできるようにする。太陽光パネルの「終活問題」をどう解決するか、福岡の取り組みに注目が集まりそうだ。
日本経済新聞とTXN系列5局(テレビ大阪、テレビ愛知、TVQ九州放送、テレビ北海道、テレビせとうち)による動画コンテンツ「LBSローカルビジネスサテライト」。躍動する地域経済と地方企業の取れたてニュース・トレンドを各地のリレー方式で発信します。
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