タイ石油公社、5年で4000億円投資 脱炭素に全力
タイ石油公社(PTT)が環境に配慮した事業モデルの構築を急いでいる。今後5年で約1000億バーツ(約4000億円)を投じ、液化天然ガス(LNG)の輸入基地の増設や電気自動車(EV)の生産に力を入れる方針を打ち出した。政府が掲げる脱炭素目標の達成にはエネルギー市場をほぼ独占する同社の戦略転換が欠かせなくなっているためだ。
PTTは2022年末、23〜27年に総額約1000億バーツを投資する方針を示...
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