ASTROの魅力、ココにあり! 圧倒的なビジュアルと、“仲良し”6人のわちゃわちゃ感でファンを魅了♡

2022/11/24 公開

2023年メガブレイクしそうなグループの有力候補のASTRO。写真左より、サナ、MJ、ジンジン、ムンビン、ラキ、チャウヌ。

2016年、俳優中心に所属する芸能事務所ファンタジオからデビューした6人組グループASTRO。パワフル&セクシーなアイドルグループが目立つ中、あえて“清涼アイドル”をコンセプトに王道のアイドル路線で勝負。センターを務めるチャウヌが圧倒的なビジュアルでCFモデルとしてブレイクすると、長らく「チャウヌがいるグループ」として認識されていたが、バラエティ番組や自身のコンテンツを通じ、徐々にメンバーたちのかっこかわいい(そしておもしろい!)キャラクターや6人の抜群のケミが知られ始め、「チャウヌから入りALLペンに」というファンが続出。デビュー4年目の2019年にアルバム『All Light』のタイトル曲『All Night』で初めて音楽番組で1位を獲得し、名実ともにトップアイドルグループの仲間入りを果たした。そして同年4月3日には日本デビュー。以後、コンスタントに来日し、ライブやファンミ―ティングなどイベント活動を展開。コロナ禍には日本のファンのためだけのオンラインファンミ―ティングを行ったりもした。今年6月に幕張で行われた3年ぶりのオフラインライブには、2日間でASTROとして最大キャパシティとなる4万人のファンを動員。翌日、MTVのイベントに出演すると、他のグループのファンをも虜にし、SNS上で話題に。見る見るファンが増殖した。来年、日本でメガブレイクしそうなグループの最有力候補、それがASTROなのだ。

そのビジュアルの良さから“顔の天才”という異名を持つチャウヌは、「チェチェチャチャ」(どんなに好きな推しがいても、チャウヌは別)という新造語まで生んだスター中のスター。俳優としても活躍しており、近年では『私のIDはカンナム美人』や『女神降臨』といったウェブ漫画発のラブコメドラマを次々とヒットさせている。デビュー直後に出演したリアル・サバイバル・バラエティ『ジャングルの法則(ニューカレドニア編)』では、大自然の中で一週間の自給自足生活を経験。10代のあどけなさの残る姿は新鮮。水着姿も貴重だ。名門 成均館大学校(休学中)という知的なイメージ(実際、とってもクレバー)から、近年では授賞式や大型イベントの総合MCを任されることも増え、今年は、『SEOUL FESTA 2022』の開幕公演として開かれた『K-POP SUPER LIVE 2022』のMCに抜擢。落ち着いた声と安定した司会っぷりで評価を受けた。

リーダーのジンジンラキは、ラップラインであり、ASTROの楽曲制作コンビ。のんびり屋(メンバーたちから動物の“ナマケモノ”に例えられることも)のジンジンと、ブラックユーモアの持ち主ラキは、一見正反対と思いきや、何とも言えない二人だけの空気感あり。今年の1月にはユニットアルバムをリリースし、PR活動の一環で出演した『IDOLLIVE School Season 2:ホームカミングデイ ジンジン&ラキ(ASTRO)編』では、モッパンやカラオケで盛り上がる姿を披露した。チームのメインダンサーであり、振付師としての顔も持ち合わせるラキは、K-POPアイドルたちが特技や趣味を生かし、1日限定の特別講師を担う『IDOLLIVE School Season 1: アイドルスタークラス MJ&ラキ(ASTRO)編』(以下、アドラスクール)で、企業秘密の(!?)振付創作法を伝授。その独特すぎる(!)方法からもラキのアーティスト精神が感じられるはず。この回にラキとともに出演したMJは、ASTROのメインボーカル。ハッピーウイルスという修飾語にぴったりの、明るく元気(声もすごく大きい)なキャラ。最年長なのにいじられ役という愛すべきメンバーだ。今年5月に入隊したが、アドラスクールで見せたDIYのスキルは、きっと軍隊の中でも役に立っているはず!

ASTROのもう一つのユニットがムンビンユンサナ。パフォーマンスでは、セクシー&圧倒的なカリスマ性ある“男”だが、普段は、真逆の“母性本能くすぐりまくり”コンビ。ASTROの末っ子ユンサナは愛嬌満点で、甘えん坊。長らく赤ちゃん扱いされていたが、最近急激に大人の男に進化中。今年行われた日本ライブではソロでギターの弾き語りを披露し、ファンたちをうっとりさせた。一方、ムンビンは、鍛え上げられたチーム一の美ボディと、高音ボイスで無邪気な言動のギャップが憎い“罪な男”。『IDOLLIVE School Season 2:ホームカミングデイ ムンビン&ユンサナ(ASTRO)編』では、ホームトレーニング方法を伝授し、「2秒間だけだよ」と言って腹筋をチラ見せ。そのシーンは特に瞬き厳禁だ。

そんな粒ぞろいのASTROの魅力を一度に味わえるのがファンミ―ティングだ。パシフィコ横浜 国立大ホールを満ぱいに埋めた『2020 ASTRO JAPAN FANPARTY〜Wanna Be My Star again~』、完全体での絡みが尊い『2021 ASTRO JAPAN ONLINE FANMEETING-All Yours-』では、楽曲ステージはかっこよさと高いパフォーマンス力を見せるのはもちろん、余興タイムには6人6色のギャグセンスと、仲が良すぎるわちゃわちゃ感で、終始抱腹絶倒のASTRO劇場を見せてくれる。かっこよくて、かわいくて、一生懸命で、何より仲良し。そんな6人の魅力を、ぜひ堪能してほしい。

文:酒井美絵子

写真提供:マイデイリー

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